製造現場のデジタル化
一元管理による工数削減と見える化の実現

ローランド ディー. ジー. 株式会社
【社内活用:受入検査職場】

業種コンピュータ周辺機器の製造および販売
従業員数1400人未満
課題
  • データ管理に手間がかかっていた。
  • 現場の状況を把握できなかった。
  • 既存システムでの運用が困難であった。
効果
  • 月間約25時間の工数削減。
  • 進捗・品質状況をリアルタイムに「見える化」。
  • 集計のカスタマイズを簡単に行え、必要なデータだけを表示。

製品製造に欠かせない部品や材料の受入検査を行っています。 納品された部品にキズや形状不良などの異常がないかを確認し、合格したものは次工程へ受け渡します。 異常が見つかった場合は、症状の詳細を記録・分析し、メーカーや仕入先へ報告します。

手作業での集計に時間を奪われるデータ管理体制

―データ管理が紙・エクセルに分散し、集計に多大な手間がかかっていた。

検査数・梱包数・NG内容・特記事項をすべて紙に手書きしていて、その後にエクセルへ入力し直す二度手間が発生していました。そのため、集計ミスや記入漏れが起きやすい状況でした。さらに、複数のエクセルやチェックシートが使われていたため、分類の信頼性が低く、同じ内容を重複して入力する問題もありました。

▲紙での管理
 

―現場の状況をリアルタイムで把握できなかった。

進捗を知るには、担当者が現場を回って直接確認するしかありませんでした。管理者がすぐに必要な情報を見られないため、報告や確認に時間がかかっていました。

―既存システムでは難しかった受入検査業務を柔軟にサポート

ローランド ディー.ジー.では、社内全体で生産支援システムを運用しています。
一方で、受入検査職場は、通常の生産とは異なる運用特性を持ち、既存システムの構成では対応が難しい状況でした。
そこで、工程特有の検査フローやデータ管理方法に合わせて柔軟に運用できる Roland DG Assemble を導入しました。
これにより、受入検査特有の業務に最適化されたシステム運用を実現しています。

手間を減らし、価値を増やす。
自動化が支える新しい現場運営

―月間約25時間の工数削減。

集計や入力、確認などの手作業をシステムで自動化したことで、1か月に約25時間の作業時間を削減できました。その結果、現場スタッフが他の仕事に集中できるようになりました。

―ダッシュボードで進捗・品質状況をリアルタイムに「見える化」。

検査数・梱包数・NG情報がダッシュボードに自動集計され、一画面で必要な情報をすべて確認できるようになりました。現場を歩き回る手間がなくなり、管理者の確認・報告業務が大幅に効率化されています。

―集計のカスタマイズが簡単にでき、欲しいデータだけを表示。

大分類(症状)・中分類(ステータス)をユーザーが自由に設定できるため、現場に必要な情報を思い通りに集計できます。分類の追加・削除・変更も、簡単に行えます。

▲管理者画面で部品の症状とステータスのマスターをカスタマイズ


▲作業者の入力画面



▲在庫を表示しているダッシュボード



▲分類した項目をパレート図にして表示しているダッシュボード